作り置きする時の注意と保管方法

作り置きする時の注意と保管方法

作り置きは、忙しい主婦の味方です。買ってきたときに、あるいは料理の片手間に、少し時間をかけて下準備するだけで、いつでも料理できる作り置きの材料が完成します。

あるいは、多めに作った料理を取り分けて、冷凍保存しておいても時間短縮になります。ここでは作り置きに関するメリットやデメリット、注意点と保管方法などをご紹介します。

目次

作り置きには沢山のメリットがある

メリットは、何と言っても、手間が省けることでしょう。冷凍あるいは冷蔵の状態で、すでに料理が一品出来上がっているため、出してきて温めるだけで、おかずが完成します。これは、時間がない時や作る元気がない時に最高の方法です。また節約にもなります。

時間の節約はもちろん、料理を一度に済ませて後は温めるだけなので、その都度料理することに比べれば光熱費も下がります。具材が痛む前に調理しておいて冷凍すると、せっかく買った材料を腐らせずに料理にすることもでき一石二鳥です。

アレンジも簡単です。冷凍しておいた料理を温めるだけでなく、少し一工夫入れるだけでまた違った料理を楽しめ、食卓のバリエーションも増えます。寝かせて置いて味が落ち着いたりよく染み込んだりするのもメリットの一つです。

よく言われる注意点と意外なポイント

そんな作り置きの注意点は、やはり衛生管理です。冷凍であれ冷蔵であれ、作り置きに使う容器は消毒するのがベストです。業務用アルコールなどをサッと一吹きして乾拭きするのもいいでしょう。

使う前に必ず洗剤で洗ったものを使用し、耐熱性のものなら熱湯で消毒するのも有効です。それによって、自宅での食中毒や体調不良の原因となる雑菌を死滅させられます。良く冷ましてから冷蔵・冷凍するのも重要です。

よく荒熱を取ってからと言われますが、荒熱が取れて素手で容器を持てるような温度になっていたとしても、冷蔵庫中に比べるとまだまだ高温です。そうなると他の食材を傷めたり、温度差で結露が生じて容器内に余計な水分を発生させます。

作り置きした時は大抵時間のある時ですから、可能なら常温になるまでしっかりと熱を取り、それから冷蔵なり冷凍なりするように心がけてください。

保管方法は使いやすさを左右する

保管方法は冷凍もしくは冷蔵ということになりますが、基本的には密閉できるタッパーでお弁当用の小分けのおかずなどは紙のカップや小さく分けられるケースを活用します。使用目的に合わせて大きさを調整しておくことで、解凍などにかかる時間も短縮します。

まとめ

作り置きを上手に活用して、無駄なく時間も食材も使用するスタイルを確立しましょう。