食事からの栄養補給は、どの年齢層にも永遠のテーマとも言えるほど重要なもので、美容やトレーニングの分野でも常に高い関心が寄せられています。
スーパーフードと呼ばれるものなら、栄養補給もより効率的で、幼児にも安心して与えることができます。
ここではスーパーフードの効果などについてご紹介しますが、そもそもスーパーフードとは何でしょうか?
目次
スーパーフードとは?
日本には一般社団法人である「日本スーパーフード協会」があり、そこでは次のように定義されています。
- 「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品」
- 「一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ食品」
つまり栄養価の高い食品で、サプリメントに少し近い存在であるということが分かります。しかしあくまで普通の食品であり、加工品やサプリメントではありません。
不思議なほど栄養価の高い卵
例えば卵は、栄養価の高さから一種のスーパーフードと呼ばれています。コレステロール値を上げることから一時期はあまり食べ過ぎないよう考えられていましたが、実は、多く食べても健康を損なう訳ではないことが知られ始めています。
生卵は幼児に積極的に与える必要はありませんが、アレルギーがない限り、調理済みなら安心して与えられます。メチオニンという必須アミノ酸やカロチノイドといった抗酸化物質を豊富に含み、老廃物の排出と代謝の向上に効果があります。
幼児期に必須のタンパク質も非常に効率的に含有しており、脂質の低さと相まって健康的です。
「スピルリナ」を摂ろう
その他には、「スピルリナ」と呼ばれる熱帯地方に生息している藻がスーパーフードと呼ばれています。サプリメントの形でも販売されているスピルリナには実に50以上の栄養素があると言われており、約6割が必須アミノ酸を含むタンパク質で、卵のように効率的にタンパク質を吸収するのに持って来いの食品です。
その他幼児期には特に欠かせない鉄分やカルシウムもたっぷり含んでおり、まるでそれさえ摂取していれば大丈夫なのではないかと思わせるぐらいの栄養価の高さを誇ります。
アルギニンというアミノ酸を含んでおり、成長ホルモンの分泌を促進するのも興味深いポイントです。粉末のスピルリナが販売されており、ジュースやスープに混ぜて使用出来るようになっています。
まとめ
スーパーフードと聞くとあまり馴染みが無いかもしれませんが、栄養素を効率よく摂取するため食品を活用して、、成長期の子供を助けていきましょう。