夏場などによくニュースで耳にする食中毒。レストランや屋台での食事や買い食い、給食の調理方法には一定の法的な衛生基準が課され、以前よりは改善されるようになりました。
しかし、自宅でも食中毒の危険性がない訳ではありませんし、冬場でも食中毒の可能性はあります。食器の衛生管理や病気予防には何が効果的でしょうか?
目次
食器の洗い方
何より良く洗っているか、綺麗なところで保管しているかが重要です。食器はしっかり洗うことで、かなりの程度雑菌を抑えることができます。日本ではほぼ普及していますが、洗う際には必ず固形ではなく、液体の洗剤で洗うようにしましょう。
固形の洗剤は何度も触ることで雑菌が繁殖し、泡で雑菌を洗い流さなけらばならないのに、そこが雑菌だらけになっていしまいます。液体洗剤のボトルの保管方法にも気を付けましょう。
清潔なところに保管し、ゴミ箱のふたの上やキッチンカウンターなどにも置かないようにします。潜在の容器から清潔さに気を配ることで、食器を洗う際の衛生管理も行います。
調理器具の清潔さ
料理を盛り付ける食器も大切ですが、鍋やフライパンなどの調理用具も衛生管理には見逃せません。保管場所は清潔でしょうか?使用する前に洗ったりアルコールで拭くなどして消毒を行っていますか?
調理用具が衛生的でない場合、作る料理も不衛生になってしまいます。毎回使用した後はきちんと洗い、綺麗な状態で清潔なところに保管するようになさってください。またガスコンロやオーブン、電子レンジも清潔でしょうか?
壁や台などを綺麗に拭くことはもちろん、ガスレンジは油汚れなども定期的に清掃してください。きれいにしていないと雑菌が繁殖するだけでなく、夜間にゴキブリが歩き回ったりしている可能性すらあります。
何もないように見えて汚いという事が食中毒の原因となるので、清潔さを目に見えて維持することが大切です。
手洗いはやはり外せない
雑菌を退けることで病気や食中毒を防ぐことができます。忙しい時は、つい帰ってきたその手で料理や食材の加工を始めてしまいがちですが、しっかりと手を洗い自宅の衛生基準を保ってください。
どんな衛生管理の厳しい現場でも、必ず実践され最重要な項目として挙げられるのが手洗いです。手を綺麗にするだけで風邪は9割の確率で予防できると言われています。指の間や手の甲もしっかりと洗い流し、出来ればペーパータオルを使用して水分をふき取ってください。
まとめ
衛生管理は家族の健康にとって非常に重要です。食器の管理に気を付けることで清潔さを保っていきましょう。